100年ファンド

23年は、100 YEARS FUND PTE.LTD.(シンガポール法人)を設立、100年満期の資金応援活動始動

100年後の未来、2123年。

この年がなんの年か想像してみて欲しい。
未来系世界観のあの有名な作品の重要な年。

未来に生まれる究極のネコ型AIドロイドが、当時の現代の主人公の元にタイムスリップしてやってくる年として設定された時代が、2123年だったのだ。

しかしあのどこか牧歌的で楽観的に思えた未来は、本当にやってくるのか。

100年という時間軸で起きる事を想像すると、あらゆる変化が想像を超えて進む。 今年特に目を引くのは、1.5度ではとても収まらず止まらない地球温度化、AIの地滑り的進化、形を変える戦争と書き換えられる国境等、いずれも重大な事ばかり。
しかし日本の国難と言ってもいいくらいの重大関心事なのは、人口が3000万人に向かって急激に減少していく「超人口減少問題」、それがこの100年を決定づける歴史的な重要要素である。

人口が3000万人とは、江戸後期、明治維新の時期の人口。
今、年間75万人の日本人が減少している。 5年ごとに、四国全体に相当する人がこの世界から消えているという、驚嘆すべき事態。
産業化の加速で150年で1.3億人まで増えたが、100年で元の数に戻っていくのだ。

このままいけば消防、警察、病院、学校、銀行、お店等、すべてが足りなくなる事で、最低限の生活を維持するレベルを割り込んでいく。
東京にいると気づきにくいが、地方に滞在するとこの現実が映像として予感される。地方がこの変化を先取りしていくのだ。

今は巨大な中国も、まだ人口が13億人を超えて増え続けているインドも、その他の世界も、経済発展、都市化、教育の高度化等によりいずれは日本のこのトレンドにならっていくが、世界で最初にこれを大規模に体験するのがこの日本。
産業革命以来、発展する社会のみを想定して設計されている現在の先進国諸国は、この事態に対応出来るようにはその機能が構成されていない。

もちろん少子化対策が多数とられ効果は期待したいが、楽観を排し、大きな流れとして織り込んでおく必要がある。
経済も縮小するこの100年は、すべてを新しい社会インフラに組み替えていく必要がある。
AI、ロボティクス、気候テック、Fintech、様々なテクノロジーが果たす役割はこのためにあると言っても過言ではないし、この戦略観はいくら強調してもしたりない。
しかしテクノロジーだけで十分なのか? 私たちは成長前提の発想そのものを大転換する必要があるのではないか。

これからの100年は、発展が後退か、ではなく、繁栄か衰退か、でもなく、調和とバランスをもたらす新概念を欲している。

創造的過疎。

昨年、神山の奇跡で有名な神山町で出会ったコンセプト。これも解答の一つかもしれない。
徳島の限界集落が、日本のシリコンバレーに!?“地方創成の聖地”が成功した理由『神山 地域再生の教科書』

シン・ニホンで有名な日本の頭脳、安宅さんが提唱する「逆のスケーラビリティ」にも注目している。

多様な新概念を求め、100年後の未来のために発想の大転換を実現する革新者達を、探し、応援していきたい。

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100年ファンドとは

無償の村松個人活動
100年後の世界を創るための、未来への投資活動。
「今できる地道なボランティア活動」であり、「寄付活動」であり、 100年後の世界にプラスになると信じる「こと」に、週末の余暇時間や個人の資金などを使っていく村松個人の市民運動

10年満期の投資組合でも、事業会社の通常の経営サイクルでも、政府系の30年の政策融資でも、間尺があわない超長期投資。
投資といっても株式投資ではなく、寄付、助成金、プロボノ、 政策支援など、複数の応援手段の組み合わせによる応援活動。

人口減少・教育・気候変動・自然資源・貧困問題・都市問題など10の大項目を設定し、有志の市民で、野心的なプロジェクトを応援していく。
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100 YEARS FUND PTE.LTD.(シンガポール法人)を設立

NEW
株式会社PoliPoliと一般財団法人Soil共同企画「SoilxPolicy Fund」に、村松 竜 氏が寄付者として参加決定

政策を軸にした、社会課題解決を加速するための寄付基金「Policy Fund」等を運営する株式会社PoliPoli(所在地:東京都千代田区、代表取締役:伊藤和真、以下PoliPoli)は、一般財団法人Soil(所在地:東京都渋谷区、代表理事:久田哲史)との共同企画「SoilxPolicy Fund」に、「100年ファンド」を運営する村松 竜 氏が寄付者として参加することをお知らせします。


NEW
KUNI Initiative
ファウンディングパートナーになりました。

森林プロジェクトの応援中

植林・育林専門ベンチャーのGREEN FORESTERSが、村松竜氏の寄付による資金提供を受け、人材採用・地域展開を加速
PR TIMESリンク

青葉組
GREEN FORESTERS公式サイト

中の人にインタビュー頂きました。
「100年後を考えた応援を」村松竜さんがGREEN FORESTERSへの支援を決めた理由

23年は多数のメディアに取り上げて頂きました。森林テックへの注目を感じます。

8月12日付の日本経済新聞に「新潟・村上で植林事業 東京の新興、森林資源を育成」というタイトルで、新潟団における事業の紹介記事が掲載されました。

『Forbes JAPAN』2023年11月号にて、ネイチャーポジティブに資する50社に株式会社GREEN FORESTERSが選ばれました。



その他の応援プロジェクト

教育テーマ

神山まるごと高専
ファウンディングパートナーとして応援しています。
神山まるごと高専公式サイト

神山まるごと高専

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細々と寄付したり応援しているNPOです。
(note) 放課後、の問題解決